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DV被害者当事者サポートPMJ基金

 

DVは犯罪行為であるにもかかわらず、被害当事者の自立に向けた支援は必ずしも十分に行われてきておりません。当事者は多くの場合、女性であり、経済的自立が困難な状況に置かれています。DVは、男女平等社会の実現を妨げるばかりでなく、個人の尊厳を著しく侵害するものです。

DV被害当事者サポート PMJ基金は、当初、フィリップモリスジャパン合同会社様からの寄付を受けて、このようなDVを防止し被害者を保護するため、女性に対する暴力を根絶しようと努めている社会の取り組みの一翼を担う目的で設立されました。この基金では、DV被害当事者の生活再建に寄与し、経済的自立が困難である女性に対する支援の基盤となることを目指しています。

基本的には、加盟団体が支援してきたDV被害当事者に対して、生活再建に必要な費用(一時的生活資金、転宅費、教育費、子どもの養育、医療費、起業費、就労に向けた支度金ほか)を無利子で貸与しています。これまで、多くの当事者がこの基金を利用して新しい人生に踏み出すことができ、また多くの利用者が一生懸命に貸金を返済してくれています。

ただ、当初の寄付からなる基金の残額は減少していっています。この基金を維持していくために、PMJ基金への皆様のご寄付をお待ちしています。(PMJ基金 寄付のページへ)

             *当法人は、貸金業法に基づく業者登録を行っています。

 pmjkikin kansya

 

 

 

 

 


 

 

これまで受けたPMJ基金利用の一部の例

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Aさん

 夫の経済的・言葉のDVで離婚。慰謝料・財産分与もなく、子どもの親権は、夫となりました。一旦家を出ましたが、経済的に立ち行かなくなり、夫と子どもの住む家に身を寄せました。しかし、夫から食事もさせてもらえず、毎日「早く出て行け」と責められました。ようやく就職できましたが、給料日までまだ1ヶ月近くあり、アパートを借りても転居費用がない状態でした。PMJ基金からの貸与金を、転居費用と給料日までの生活費として使わせていただきました

Bさん

 数年前にDVがあって離婚し、元夫に隠れて住んでいましたが、住所地を元夫に見つけられ、夜中に押し入られて、暴力を振るわれました。元夫が警察に勾留中に何とか新しいアパートを探して引っ越したいけれど、子どもの養育費等金銭は一切もらっていなかったので貯えがなく引っ越すことができない状況でした。PMJ基金からの貸与金をアパートの転居費用として使用しました。手続きが早く処理され、すぐ入金していただいたので、元夫が釈放されたときは新しい住居に引っ越すことができました。非常に感謝しています。

Cさん

 DVによりシェルターに入りました。シェルターにいる間に通信高校を卒業したいと希望し、その学費を借り入れました。 

Dさん

 離婚後、息子の大学の授業料が滞納となっており、卒業をひかえて滞納分の授業料が払えなければ卒業はできないと大学から通告を受けていました。息子の卒業後の就職先も内定していましたが、授業料を支払えなければ全て駄目になるところでした。PMJ基金をお借りして滞納分の授業料を支払うことができ、息子も無事大学を卒業して就職できて、とても感謝しています。

Eさん

 DVによりシェルターを利用しました。県内で生活することは危険なので、県外に住居確保をめざしました。教師の経験があり、そのキャリアを活かして就職することを目指し、転宅と就職のために借り入れました。